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Developers Summit 2011 に行ってきた

 なんと珍しくお許しがでたので、Developers Summit 2011に行ってきました。勉強会じゃないけどこのカテゴリにしておく。
 参加した講演は

  • Agility@Scale(アジャイル開発のスケールアップ)実戦編
  • MVP & .NET Community Members Lightning Talks
  • いまだからこそ ALM 〜 「人・プロセス・ツール」
  • .NETの業務向けOSSフレームワーク鼎談
  • RIAの性能テストとアプリケーション品質向上のための管理手法
  • C#(VB)プログラマのためのF#入門

です。実は品川で降りずに東京駅まで行ってしまったり、目黒の複雑怪奇さに迷い込んだりで、最初の講演を聞き逃しています。がくし

Agility@Scale(アジャイル開発のスケールアップ)実戦編

 アジャイル開発を進めていくために中間管理職を唆す、というお話(?)。トップダウンな開発とアジャイル開発は共通部分も少なくはないので、その辺りを狙っていくのがいい、とのこと。お話の中には出てこなかったけれど、お客さんにアジャイル開発の理解をしてもらうにはどうしたらいいか、というのも問題のひとつだと考えています。
 それほどITリテラシーの高くない顧客の場合、お金を払って、決められた日時に、欲しいものが出てくる、という儚き希望を抱いていて、イテレーションに顧客が参加する、というのは、顧客にとっては余計な仕事が増えるとも考えられる。よいソフトウェアを開発するためには、顧客にも本気を出してもらわなければならない。このあたり、もう少し勉強していきたいですね。いや自分が担当しているお客さんは毎日本気すぎるので、それはそれで電話に怯える日々なのですが。

MVP & .NET Community Members Lightning Talks

 LT! LT! Windows Phone 7 が見れて、個人的にはそれだけでも大満足です。Azure と WP7 の連携が楽しそうだなー。WP7、日本での発売はまだまだ先になるようなので、先に Azure 開発をやりたい。Azure は嬉しいことに、偉い人が気合を入れているので、実際に業務として開発できそうです。問題はそのチームに入れるかどうかなんですけど
 自分でもLTやりたいと思わなくもないのだけど、人前に立つのが苦手すぎる。昔は応援団とか生徒会とか大好きだったのにどうしてこうなった……。社内LT大会なんてのも楽しそうだなーと日々妄想はしていたり。

.NETの業務向けOSSフレームワーク鼎談

 OSS を業務で採用することは稀なのですが、コードリーディング用に .NET で何かないかなーと思っていたところだったので、詳しいことを聞けて参考になりました。フレームワークの在り方についても再認識させられたり。社内フレームワークだけでなく、外部のものを使用することで洗練させることも出来るんじゃないかな。

いまだからこそ ALM 〜 「人・プロセス・ツール」

 バランスをとりながら開発を進めていくこと。縦の動きではなく横の繋がりに着目すること。少々難しいお話でしたが Team Foundation Server 2010 欲しいです。いやもう VSS じゃなければなんでもいいです。「よりにもよって、ソースコードを放り投げるなんてどうかしてるよ】……Continuous Delivery for Business Value という言葉が気に入りました。開発プロセスは机上で勉強していくには難しいものなので、チーム全体で試行錯誤する姿勢が大事だな、とか。

C#(VB)プログラマのためのF#入門

 イケメンによる F# 入門。これを聞くために参加したといっても過言ではない……。F# エヴァンジェリストの活躍もあり、入門リソースも増えてきて、今年は多くの方が F# に触れるのではないかな。地元でも人気が出るといいなーと思っています。いやそれにしても bleis 先生のイケメンっぷりは留まることを知らない。ところで資料が切り替わるたびに画面がちらついて目が痛かったけど、自分だけだろうか。

オライリーブース

 15% OFF とか買うしかないだろ、ということで、調子に乗って積読を増やしてしまった。いやちゃんと読みます。読んでます。F# の新しい本も欲しいけど、それよりは「実践F#」と「プログラミングF#」を何度も読むのがよさそうですね。ときどき仕事で何か検証するときに F# を使用しますが、コンパイラが重くて辛いところ。