SG

1バイト単位まで指定したサイズのファイルを作成する

 ファイルサイズによって処理を変更する機能をテストしたい場合、「大体あってる」サイズのファイルを使用したテストよりも、境界サイズをテストした方が不具合検出に役立つのは、テストの経験が浅い担当者でも感覚的に理解していると思う。下記の内容をバッチファイルに保存し、実行することで、完全にサイズが一致したファイルを作成することが可能となる。

echo off
cd /d %~dp0

set /p FILENAME=ファイル名を入力してください : 
set /p SIZE=サイズを入力してください(バイト単位) : 

fsutil file createnew %FILENAME% %SIZE%

 なお、Windows Vista 移行では作成したバッチファイルを「管理者として実行」する必要がある。また、ファイル自体は指定されたバイト数だけ 0 で埋まっているだけのものなので、圧縮処理をテストする場合には注意が必要となる(圧縮アルゴリズムにもよるが、中身には 0 しかないため非常に圧縮率が高くなる)。